イトオテルミー温熱療法とは

イトオテルミー温熱療法は、伊藤金逸医学博士が1924(昭和4年)に発明した歴史ある民間療法です。

1929年ドイツ語で「イトオテルミー」と命名され、「イトオ」は、発明者の姓から「テルミー」は、ギリシャ語を語源とする温熱の療法を意味します。(Thermieは、英語ではサーミー。ドイツ語でテルミーと読みます。)

体にお灸やカイロのような「温かいぬくもりの刺激」を与え、全身を温めながら血行を促進し、体をリラックスさせて、 自然治癒力を高める温熱刺激療法です。

温熱の効果の他にマッサージ効果、熱源からの煙の効果によってさらに免疫力がアップすることが特徴です。自律神経失調症からくる様々な症状や、急性、慢性運動器疾患などにも効果があります。

イトオテルミー_バナー

使用器具と方法

医療機器である冷温器と呼ばれる万年筆ぐらいの金属スティックを2本。その中に熱源となる数種類の植物からなる薬條を熱して入れ、冷温器を温めて皮膚にあてがいます。

滑らせたり、押し当てたりと、温熱の効果とマッサージ効果を組み合わせ、治療を行います。